後半戦開幕投手が有力なオリックス宮城大弥投手が、17日オールスター第2戦以来、久々に実戦登板した。

ウエスタン・リーグ阪神戦(鳴尾浜)に先発し、最速150キロを計測するなど4回を4安打3失点。前半戦でリーグ最多タイの9勝を挙げている左腕は「久しぶりの実戦でしたが、ボールの感覚などはいつも通りだったと思います。打たれたボールは高かったり、中に入ったりと、いつも通りの打たれ方をしてしまったので、そういったところを修正していかなければ」と振り返った。

球宴では楽天則本昂に「夏バテしないように汗をかく」と長袖での練習を勧められ、ウインドブレーカー姿で炎天下で体を動かすなど、工夫を凝らす。その中で、この日は真夏の屋外球場での登板。「暑かったんですが、水分もしっかりとれましたし、結果は良くなかったんですが、いつも通りの動きはできたと思います」としつつ「もう少し暑さに慣れることをしなければいけない」と続けた。次戦は8月6日阪神戦(京セラ)で先発予定で、後半戦開幕の同13日ロッテ戦(ZOZO)に備える。