久しぶりの中継ぎ登板となった阪神藤浪晋太郎投手(27)は、岡本和に3ランを浴びるなど3回4安打3失点で降板した。

2回3失点でマウンドを降りた先発秋山の後を受けて登板。先頭の坂本への4球目に161キロをマークすると、球場はどよめいた。連続四球で無死一、二塁のピンチを招いたが、岡本和を直球で追い込みカットボールで空振り三振。中島、丸と打ち取り無失点でしのいだ。4回は3者凡退で終え、阪神へ流れを取り戻しかけた。

しかし、5回1死一、二塁から4番岡本和にカットボールを捉えられ、左翼スタンドへ3ラン。打球の行方を見た藤浪は思わず右手で太ももをたたき、悔しさをあらわにした。

当初は2日中日戦(甲子園)で先発予定も、雨で流れ中継ぎ待機が続いていた。7月13日DeNA戦(甲子園)以来のリリーフは悔しいものになった。