阪神が糸井嘉男外野手(40)の適時打で、試合を振り出しに戻した。

5回を終えて0-6と、大量リードを巨人に許す展開。だが6回に巨人の失策を足がかりに4点を奪い、2点差で迎えた7回はこの回から遊撃に入った広岡の二塁悪送球から好機をつくって無死一、三塁から糸原の内野ゴロで1点差。なおも2死一塁で、代打・糸井が巨人デラロサのチェンジアップを捉えて左中間を破る同点の適時二塁打を放った。糸井は「絶対に勝ちたい! それだけです」とチームの思いを代弁。1万7247人の観衆を飲み込んだ甲子園。虎党の拍手が鳴り響いた。

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