阪神が2ケタ失点でヤクルトに大敗し、カード負け越しを喫した。引き分けた2位巨人と2ゲーム差に、3位ヤクルトには2・5ゲーム差に迫られた。

今季初先発の高橋遥人投手(25)は、初回に2本の単打と失策で無死満塁とし、4番村上宗隆内野手(21)に左前2点適時打を浴びるなどこの回5失点。さらに2回にも犠飛で1点を失い4回6失点で降板した。5回から登板した藤浪晋太郎投手(27)も1回1/3を投げ2失点。3番手岩貞祐太投手(30)も1回2/3を5失点と流れを引き寄せられなかった。

打線の反発は4回。2死一、二塁から代打小野寺暖外野手(23)が左前適時打を放ち、プロ初打点を挙げた。続く近本光司外野手(26)も2死一、二塁から左中間へ2点適時二塁打を放った。

しかし投手陣の大量失点が重く、手痛い敗戦となった。阪神高橋に今季初黒星がついた。

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