ソフトバンクは10日、佐藤直樹外野手(23)が新型コロナウイルスの陽性判定を受けたと発表した。

保健所による濃厚接触者の特定を待っていたため、10日のウエスタン・リーグ、オリックス戦(オセアンBS)は中止となった。2軍本隊はPCR検査を受けて全員の陰性が確認されたが、海野隆司捕手(24)が濃厚接触者に特定された。現在両選手は保健所の指示で自室待機している。

佐藤直は8日に球団が自主的に実施しているスクリーニング検査にて陽性の疑いとなり、9日に福岡市内の病院で抗原検査を受け、陽性が判明した。現在37・1度の発熱、若干の喉の痛み、倦怠(けんたい)感、せきなどの症状が出ている。

その後、濃厚接触者の特定と佐藤直以外の陰性が確認されたため、11日に行われる同戦は予定通り行うとした。また、1、3軍もともにチーム活動を通常通り継続する。