巨人は7連敗阻止が懸かった一戦で畠世周投手がプロ初セーブを挙げた。

1点リードの9回に登板。1安打を許すも無失点で切り抜けた。守護神ビエイラが右肘の違和感で離脱中で、状態の良さを買われて抑え役を託された。「みんなを信じてというか、全員で野球する中でできることをやろうとしか考えてなかった」とほっとした表情を見せた。今後のクローザーについて宮本投手チーフコーチは「その日その日でいい投手をぶつけていきたい」と語った。

▼畠がプロ初セーブ。これで今季巨人ではデラロサ、ビエイラ、高梨、中川、野上、戸根、鍵谷、直江、畠の9投手がセーブを記録。1シーズンに9投手がセーブを記録するのは77年ロッテ、78年ヤクルト、09年西武に並ぶ最多タイ。巨人では77年、04年の8投手が最多だった。