ヤクルトが完封リレーで首位固めに成功した。チームは6連勝中の流れの中、先発高梨は7月7日以来のマウンド。「僕が連勝を止めることはしたくなかったので、なんとか抑えて勝利につなげるピッチングができたらなと思ってました」と懸命に腕を振った。今季自己最多7回で100球を投げ、無失点と好投。前日23日は疲労を考慮され、温存された清水、マクガフがつないで締めた。

高梨は4月15日以来の3勝目を挙げた。チームは10連戦の8戦目。過酷な日程で投手事情に悩まされるが、高梨が救った形になった。高津監督は「こうやってファームから上がってきた人が、好投するということは、チームの戦力としても底上げということを考えても、すごく大きなことだと思う。今年は何人か出てくれているので、非常に助かっている」と感謝した。