<東都大学野球:亜大5-2日大>◇第3週第2日◇4日◇神宮

ドラフト候補に挙がる亜大の岡留英貴投手(4年=沖縄尚学)が救援登板し、今季3勝目を挙げた。国学院大は9回裏1死一、二塁から、代打の青木寿修外野手(3年=国学院栃木)がサヨナラ二塁打を放った。亜大と国学院大がともに4勝2敗で首位に立ち、青学大は中大に連勝した。

6回から救援した岡留はこの回、味方の失策も絡み2失点。同点を許したが「全力で自分の仕事を全うするだけ」と4回を3安打に抑え、味方打線の勝ち越しを呼んだ。

転機は大学1年秋。生田勉監督(55)が骨盤の横の動きに注目。「球に力が伝わる」とサイドに転向。4年春に最速150キロを計測。この夏は腕の位置を少し下げたことで球が縦回転から横回転に変わり、キレが増した。「これが僕の武器。チームの戦力になりたい」と力を込めた。