広島高卒2年目の玉村昇悟投手(20)が、8回途中2失点と力投し、自身3カ月ぶりとなる3勝目を挙げた。

緩急を使って低めに集め、7回まで1失点。プロ初の8回は途中降板となったが、沢村賞左腕の大野雄との投げ合いを制し、今季6度目で中日戦初勝利をつかんだ。「ずっと負けていて、悔しかった。何とか最後に勝てたのはよかった」と安堵(あんど)の表情を浮かべた。佐々岡監督は「粘り強く投げてくれた」と評価した。