立花学園・永島田輝斗(きらと)投手(3年)は、ロッテが育成3位で指名し交渉権を獲得した。

最速150キロの本格派右腕。同校の自主性を尊重する指導方針のもと、先輩からのアドバイスや自ら調べた練習メニューを積んできた。

ブルペンに設置してあるボールの回転数や変化量、弾道を計るトラッキングシステム「ラプソード」を使用し、球速や回転軸を分析。注目された球速だけでなく、回転数も当初の1900から、プロ野球選手と同レベルの2300にアップした。

夏の県大会後は、プロの世界でも戦えるように体力強化に重点を置いてトレーニング。「引退してからも、課題を意識して練習しています。高校では投手陣みんなで濃い時間を過ごして、成長できたと思う」と話していた右腕が、プロへの扉を開く。

相模原市出身、180センチ85キロ、右投げ右打ち。