広島は10日、都内のホテルでドラフト前日のスカウト会議を行った。約2時間に及ぶ会議でも、1位指名選手を絞り込むことはできなかった。

今月1日の会議では、市和歌山・小園健太投手、高知・森木大智投手、ノースアジア大明桜・風間球打投手(いずれも3年)の高校生3投手を1位指名候補に挙げた。だが、白武佳久スカウト部長(61)はこの日「白紙になるかもしれないし、そのまま行くかもしれない。決まっていない」と説明。下位に低迷するチーム事情もあり、即戦力投手の1位指名の可能性が浮上した。

ドラフト当日11日午前中の会議で佐々岡監督の意見を聞き、1位指名選手を決める。

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