ヤクルトが連敗を3で止め、優勝マジックを2に減らした。4回に塩見泰隆外野手(28)の32打席ぶり安打となる三塁強襲内野安打をきっかけに無死満塁とすると、村上宗隆内野手(21)が右前に先制打。ベンチに向かってガッツポーズし「とにかく走者をかえす気持ちで打席に入りました。大振りせずコンパクトに打ちました」。さらに無死満塁で、ドミンゴ・サンタナ外野手(29)も中前2点適時打で続いた。「追い込まれていたので、なんとか食らいついて打ちました。抜けてくれてよかったです」と振り返った。

この回一挙6点を奪って主導権を握ると、巨人の追い上げを継投でかわし、逃げ切った。次戦26日のDeNA戦(横浜)に勝ち、阪神が同日の中日戦(甲子園)に敗れれば、6年ぶりのリーグ優勝が決まる。