明大、法大は今季最終戦で互いに譲らず、2試合続けて引き分けた。ともにプロに進む明大・丸山和郁外野手(4年=前橋育英)法大・三浦銀二投手(4年=福岡大大濠)の両主将は、4年間の経験を糧に次のステージでの活躍を誓った。優勝は、30日からの早慶戦を残す慶大、早大に絞られている。

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DeNA4位指名の法大・三浦は「勝ちきれなかった試合がいくつもあった。後輩たちに託します」と切り出した。この日も勝ちきれなかった。前日に先発し、ブルペン待機。1点差に追い上げられた7回2死満塁で登板したが、一時逆転を許した。その後は点の取り合いとなり引き分け。リーグ通算10勝右腕は「冬場にレベルアップして、開幕1軍にいられるように」と前を見た。

▽法大・加藤重雄監督(コロナの集団感染を経てリーグ戦を終え)「スケジュールを変更させてしまいました。関係者の皆さんにお礼とおわびを申し上げたい」

▽法大・岡田悠希外野手(打率1割台と苦しんだが、最後に3安打1打点。巨人5位指名)「どんどん振っていくことで、いい結果につながりました」