巨人梶谷隆幸外野手(33)が27日、徳島市内の病院で腰椎椎間板ヘルニアの手術を受けた。「無事に手術が終わり、ほっとしています。早く1軍の戦力として戻れるよう、しっかりとリハビリを進めていきます」とコメントした。今後は10日から2週間程度の入院後、リハビリを開始する予定となっている。

DeNAから巨人にFA加入1年目の今季は、度重なる負傷に苦しめられた。1軍では61試合の出場にとどまり、打率2割8分2厘、4本塁打、23打点。5月23日の中日戦(バンテリンドーム)で、守備の捕球の際に左足を痛め、左太もも裏の違和感で約1カ月間離脱。7月10日の阪神戦(甲子園)では、右手甲付近に死球を受け「右第3中手骨骨幹部骨折」で、約2カ月間離脱した。9月7日のイースタン・リーグ日本ハム戦で実戦復帰予定だったが、腰痛のため再び離脱。9月25日の同リーグDeNA戦で2カ月半ぶりに実戦復帰を果たした。その後計3試合に出場し、8打数6安打と結果を残したが、以降は実戦の出場はなかった。

なお、昨年10月に同箇所の手術を受けた直江大輔投手(21)は、3月に3軍戦で実戦復帰を果たしていた。