西武育成ドラフト1位の四国IL徳島・古市尊捕手(19)が、徳島市内で指名あいさつを受けた。古市は、二塁送球、最速1・7秒台の強肩を持つ。高校時代は1年時から外野の一角を占め、2年秋から捕手転向。昨夏の代替大会は1番を務めた。四国IL1年目の今季は41試合で出塁率3割4分4厘、盗塁阻止率は5割7分1厘の数字を残していた。

古市は「今日この指名あいさつの場を受けて、プロ野球選手になるんだという実感が湧きました。ライオンズには徳島インディゴソックスの先輩もいらっしゃいますし、とても心強く思います。これからはより厳しい世界に飛び込むことになりますが、1月の新人合同自主トレーニングでは、自分のアピールポイントである肩の強さを見せることができるように今からしっかり準備をしていきたいです。目指すところとしては、育成選手からスタートしたという点で福岡ソフトバンクホークスの甲斐選手です」とコメントした。