三浦散歩コラボがあるかも。DeNAからドラフト4位指名された法大・三浦銀二投手(21)が2日、川崎市の野球部合宿所で進藤達哉編成部部長、河原隆一スカウティングディレクター、八馬幹典スカウトから指名あいさつを受けた。「コントロールよくテンポよく投げられるのが自分の武器。勝てる投手を目指している。そこを武器にしたい」と意気込んだ。

法大野球部の合宿所は、神奈川県川崎市にある。三浦は朝7時になると、散歩に出掛けるのが、秋のリーグ戦前から始めた日課だ。走るわけではなく、自販機でコーヒーを買って飲み、朝食までに帰寮する。八馬幹典スカウトは「自分で朝が弱いと感じて、ちょっと体を起こすために始めた」と、課題解決へ生活リズムの改善につなげた点を評価したという。

朝の散歩と言えば、三浦大輔監督(47)は現役時代、宜野湾キャンプでの日課としていた。今年はコロナ禍で控えたことも多かったが、以前は「番長散歩」として報道陣におなじみだった。来春のキャンプで1軍スタートを勝ち取れば「ばったり会うかもしれませんね」(八馬スカウト)と「三浦散歩コラボ」が実現する可能性がある。

三浦は「勝手に愛着というか、親近感がわいている。同姓ということで意識していて、三浦監督のような投手になりたい」とハマの番長について語った。球速というよりはコントロールで勝負と、投手としてのタイプも似ている。「準備の仕方とかコントロールのこととか聞いてみたい」。ばったり会えば、朝から話がはずむかもしれない。【斎藤直樹】