日本ハムは5日、新外国人選手として、前ブルワーズのレナート・ヌニエス内野手(27)と契約合意に達したと発表した。1年契約で推定年俸は1億8000万円プラス出来高払い。4日に就任会見に臨んだ「BIGBOSS」こと新庄剛志新監督(49)にとって最初の補強。同監督は球団を通じて「ヌニエス。彼は打つよ。持ってるよ」と話した。

メジャー通算56本塁打の大砲。マイナーでも通算156本塁打。16年にアスレチックスでメジャーデビュー。今季はタイガースでプレーし、メジャーでは14試合出場で4本塁打をマークした。ヌニエスは球団を通じて「日本で野球をする機会を与えてくださった北海道日本ハムファイターズに感謝します。新たな挑戦への道を得たことに、気持ちの高ぶりを抑えることができません。将来日本へ行くという希望は、数年前からずっと私の頭の中にありました。今回、その日本で初めてユニホームに袖を通す球団がファイターズという素晴らしいチームであったことは、本当に幸運でした。目標は、何としてもチームをプレーオフ、そして優勝へと導くこと。それを必ず達成できるよう、日々全力で取り組む決意を新たにしています。北海道の皆さん、そして全国のファイターズファンの皆さん、応援よろしくお願いいたします」と、コメントした。

◆レナート・ヌニエス 1994年4月4日生まれ、ベネズエラ出身。10年にアスレチックスと契約。16年メジャーデビュー。レンジャーズを経てオリオールズに移籍し、19年には151試合に出場して31本塁打、90打点、打率2割4分4厘と中軸を担った。今季はタイガースで14試合に出場。メジャー通算は打率2割4分5厘、56本塁打、154打点。185センチ、99キロ。右投げ右打ち。