右尺骨骨折から戦列復帰を目指すオリックス吉田正尚外野手(28)が7日、京セラドーム大阪のグラウンドで打撃練習を再開した。ジョーンズ、モヤ、ラベロら外国人選手と同じ組でフリー打撃に参加したが、フルスイングはせず。投球にバットを合わせ、28スイング。柵越えはなかった。

吉田正は10月2日のソフトバンク戦(ペイペイドーム)で死球を受け、右尺骨を骨折。シーズンの残り試合は欠場したが、25年ぶりのリーグ優勝が決まった同27日に「いろいろな感情がありましたけど、チームが勝つというのがいいリハビリになった。毎日やれることを精いっぱいやって、11月10日に戻れれば」と、クライマックスシリーズのファイナルステージ開幕日の復帰に照準を合わせていた。3日からチームの練習に合流し、別メニューで調整していた。