阪神がセットアッパーと守護神を前倒しして投入するも、痛恨の追加点を許した。

岩崎優投手(30)は通常より1イニング早い2-3の7回にマウンドへ。先頭の大城を3球三振に仕留めると、代打中田を三ゴロ。松原に四球を与えたが、最後は危なげなく若林を遊飛に打ち取った。

しかし8回、先頭の坂本を三塁手大山の失策で出塁させると、丸が意表を突くセーフティーバントを決めて無死一、二塁。亀井の犠打で1死二、三塁となったところで、守護神ロベルト・スアレス投手(30)を投入。捕手も坂本に代わったが、ウィーラーに初球の内高めツーシームを中堅へ運ばれ、4点目の犠飛となった。

今季は42セーブを挙げ2年連続のセーブ王を獲得したが、この日は守り切ることができなかった。