元ソフトバンク投手の近田怜王氏(31)が18日、関西学生野球リーグの京大の監督に就任した。17年から同大学でコーチ、昨年9月から助監督を務めていた。報徳学園(兵庫)で甲子園大会に3度出場し、08年夏は8強。同年ドラフト3位でソフトバンクに入団し、12年の退団後はJR西日本でプレー。14年の都市対抗大会初出場に貢献した。京大での指導は当初ボランティアで、JR西日本から出向で助監督に就いた。近田新監督は「監督という言葉に責任を感じる。選手と(チームを)どうしたいか話をしている。京大はチャレンジャーなので、選手と一緒に大胆な采配でぶつかっていきたい」と抱負を述べた。総監督となる青木孝守前監督(67)は「若いし、彼流のチームを模索してもらえれば」と期待した。