ヤクルト石川雅規投手(41)が、6回3安打1失点で降板した。2度目の日本シリーズで3試合目の登板。1回から丁寧にコーナーを突く投球。さらに緩急を交え、オリックス打線を翻弄(ほんろう)した。

1点リードの6回は2死一塁で、右前打と右翼手サンタナの失策で1点を献上。再び2死一塁とし、吉田正を迎えたが、内角130キロシュートで詰まらせ、二飛に打ち取り、不穏な流れを断ち切った。6回3安打1失点の好投。23歳の相手先発山崎颯より長くマウンドに立った。「1人1人丁寧に投げる事を心掛けてマウンドにあがりました。信頼できる中継ぎがたくさんいるので行けるところまで全力で飛ばしていきました。先制してくれて良いカタチで後ろにつなぐことができました」とコメントした。

ヤクルトは7回から2番手で石山がマウンドに上がった。

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