1年目を終えた日本ハム古川裕大が、札幌市内で契約更改交渉に臨み、現状維持の年俸900万円でサインした。

強肩強打の即戦力捕手として期待されたが、1軍昇格はならず。2軍で58試合に出場し、打率2割3分2厘、2本塁打と経験を積んだ。「来年こそは1軍でやってやるぞという気持ち。ディフェンス面ではキャッチングのフォームが決まって、スローイングがしやすい構え方が見つかった」と手応えも感じている。

来季に向けては「休んでいる暇はないと思うので、1年間戦える体力と技術を習得して、仕上がった状態で2月1日のキャンプインを迎えたい」とキッパリ。万全の状態で新庄BIGBOSSにアピールするつるつもりだ。「キャンプからアピールして、1軍で50試合以上マスクをかぶれるようにしたい」と、勝負の2年目へ闘志を燃やした。(金額は推定)