来季から新たに発足する日本海オセアンリーグが、今季限りでの勇退が決まっているDeNA武居邦生スカウト(65)を運営事務局スカウト統括部長として招へいすることが5日、分かった。

同リーグはBCリーグに所属する富山、石川、福井、滋賀の4球団で結成され、来年から始動する。武居氏は国士舘大から日本楽器(現ヤマハ)に進み、都市対抗の3度優勝などに貢献。国士舘大の監督も務め、07年から横浜(現DeNA)のスカウトを務めてきた。山崎、今永や上茶谷ら22人の獲得を担当した。同リーグでは、全国の幅広いネットワークを生かして新戦力の発掘に従事。チーム単体ではなく、リーグとしてのスカウティング活動を担う。新リーグが着々と体制を整える。