ソフトバンク高田知季内野手(31)が6日、ペイペイドーム内で契約交渉に臨み、今季年俸2050万円から100万円ダウンの1950万円で更改した。

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昨年は左足手術などの影響で1軍出場なしだったが、今季は主に守備固めなどで61試合に出場。「昨年はけがで何もできなかった。今年はけがを治して、その中で61試合に出してもらった。来年につながる1年」と振り返った。

会見では「守備固め」ならではの苦しさも明かした。「ぼくのミスで負けた試合があった。守備固めというミスが許されないところで、ミスが出てしまった。一番やってはいけないこと」。振り返るのは10月の楽天戦。1点リードの8回に、定位置ではない三塁を守っていた高田が失策。同点につながり、9回にサヨナラ負けした。「元々ショートだからできない、では務まらない。そういったミスを1度もなくせるように。しっかり練習して、信頼されるように」と口元を引き締めた。(金額は推定)