DeNAの春季2軍キャンプが球場建て替えのため23、24年は沖縄県嘉手納町から鹿児島県奄美大島で行われることが25日、分かった。87年にソフトボールの国体会場として建設された嘉手納野球場は老朽化が進んでいる。両翼のポールまで91・5メートルしかないこともあり、総工費30億円以上をかけて全面人工芝、LED照明、高い防球ネットを備えた球場として建て替えが予定されている。

これまでの嘉手納野球場は、プロ野球のキャンプを行うには狭すぎた。両翼100メートル、中堅122メートルの公認サイズに変更。球場横に道路が走っているため、防球ネットも30メートル以上となる。ブルペンも一塁側に2レーン、三塁側に3レーンと整備される。球場横にプレハブを置いていた更衣室も、球場内に設置される見込み。新球場は24年12月に完成予定で、ネーミングライツ導入も検討されている。