外野は熾烈(しれつ)なレギュラー争いとなる。西武辻発彦監督(63)は「みんな横一線にいる」と話した。

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新外国人では外野手のオグレディ、また内外野を守れるユーティリティーのジャンセンが加入する。「助っ人が一角を取ってもらわなきゃ困る」とするが、日本の野球にどこまで適応できるかは未知数な部分もある。「本当にやってみなきゃ分からない」とも言う。まだ日本人もポジションを確約された存在はいない。チーム内競争が活性化し、戦力アップを期待する。

21年目を迎える栗山、中村は頼もしい存在になる。ただ、脅かす新戦力の台頭も待ち遠しい。指揮官は「活躍をしてくれるから使ったんだけど、若い選手が、その2人を押しのけて、抜いてこないとチームは強くならないでしょう」と語った。