漫画好きで知られる巨人丸佳浩外野手(32)が「ドカベン」への感謝の思いを口にした。

ジャイアンツ球場での喜多との自主トレ公開後に水島氏の訃報を知り「子供の時からみていたので、わくわくする漫画でした」としのんだ。少年時代は殿馬の「白鳥の湖」など登場人物をまねたことも。「絶対にできないですけどやってみたくなっちゃいますからね。不知火の超遅球とかね。ボールにハエを書いてやっていましたからね。非常に自分の野球人生の中で影響を受けた漫画の1つ」と回想した。

秘打さながらの快打でファンを魅了すべく、柔軟性も高めている。「体をひねる動きはなかなか日常生活でしない。その可動域が出てこなくなると他の部分に負担を掛ける」とスムーズな回旋運動につなげるエクササイズに取り組む。昨季は出場113試合にとどまった。「あらためて野球は難しいと思った。出続けることが求められていること。常にもっといいものが出せるように」とこれからも誠実に野球道を追究する。