広島島内颯太郎投手(25)は鉄腕リリーバーを目指す。

昨季は51試合に登板し、シーズン終盤にはセットアッパーを務めた。今季は延長12回となる見通しとなり、セットアッパー定着を目指す右腕には複数投球回登板の役割も期待される。「まずはそのポジションに投げられるようにしないといけない。イニングまたぎは難しさもあるけれど、そこを任せられるなら対応していかないといけない」。ポジション争いに備えつつ、回またぎをこなせる体力もつけていく。

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これまでチームの先輩らと自主トレを行ってきたが、今オフは自分の課題と向き合うため孤独トレを選んだ。筋力トレーニングの量を極端に増やすのではなく、バランスを重視。シーズン中と大きくメニューを変えないことで、安定性と再現性を高めている。さらに柔軟性を求め、肩肘のケアを徹底。チームを勝利に導くため、プロ入り初の1軍完走を目指す。