日本ハムのドラフト1位、達孝太投手(17=天理)が新ユニホーム姿でBIGBOSSに勝るオーラを放つことを誓った。

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22日、2軍本拠地の千葉・鎌ケ谷で新人合同自主トレと「2022ルーキー鎌スタ☆お披露目会」に参加。20日に春季キャンプのメンバー振り分けが発表され、2軍の沖縄・国頭でのスタートとなった達は「新庄監督は(キャンプ初日に)国頭から見に来ると言っていたので、自分は国頭スタートで真っ先に新庄監督に見てもらえると思う。1日目から目に留まるようなオーラを出したい」と、意気込んだ。

この日のイベントでは21日に発表された新ユニホーム姿はお披露目されなかったが、新たな戦闘服については「第一印象はシンプルというイメージでカッコいいなと思いました」。

会見で注目したのは、やはり新庄監督で「やっぱり、新庄ビッグボスはスタイルから違うなと思いました。たぶん、普通のユニホームの発表会見だったら、あんなリストバンドしてサングラスもしてこないと思うんですけど、そういった部分からファイターズを盛り上げていこうという意図があるのかなと自分の中で解釈しました」と、放つオーラは画面越しでも伝わってきたという。

その会見で、ユニホームの着こなしについて新庄監督は「ウチのチームはスリムな感じでやりたい」と、鍛え上げた美しいボディーラインを前面に出す“ピチピチ”を推奨。「選手と話し合いながら、選手にとってプレーしやすいっていったら仕方ない」と、もちろん強制ではないが、現役時代から大切にしてきたこだわりを披露していた。

達は着こなしについて「ダボダボではなく、普通くらいでいきたいと思っています。ピチピチすぎると、ちょっと投げにくい。カッコいい、カッコ悪いではなくてパフォーマンスに影響が出るのかもしれないなという部分で」と、自身のスタイルを貫く考えを明かした。

新ユニホーム姿のお披露目は春季キャンプ初日となる。ちなみに現在、体重は91キロで「大谷さんであったりダルビッシュさんでも100キロ近い体重があると思う。自分が目標にしている選手でもあるので、それに近づけるようにという目標で100キロという数字を設けています」と、今季中にボリュームアップを目指している。今は理想のボディより細身ではあるが、キャンプ初日には新たな戦闘服姿で「新庄監督よりオーラを出せるようにしたい」とニヤリ。キラリと輝く何かをBIGBOSSの目に焼き付けることを誓った。【木下大輔】