阪神は1月31日、4月1日付で谷本修球団副社長(57)が取締役オーナー代行者に就任し、阪神電鉄本社の取締役スポーツ・エンタテインメント事業本部長に就任すると発表した。

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現在、同職を兼務している百北幸司球団社長(61)は4月から球団に専念する。百北社長は「電鉄本社と球団が、より一層、一体的に球団経営に当たっていくことが趣旨」と説明した。新球団副社長には、甲子園球場長などを歴任した粟井一夫取締役(57)が就任する。百北社長は「谷本と私と粟井の3人で相談して」と球団を熟知する谷本氏のパイプ役を期待した。現在、取締役オーナー代行者を務める秦雅夫電鉄本社社長(64)は取締役になる。阪神電鉄本社の執行役員都市交通事業本部副本部長の宮本和男氏(58)が、取締役に就任することも発表された。