プロ野球・楽天の松野秀三野球振興部長ら関係者が22日、静岡県庁と静岡市役所を表敬訪問し、来月8日から草薙球場(静岡市)で行うオープン戦7試合の開催を報告した。県庁では、松野部長が「コロナ禍での開催ですが、安心・安全の対策をもってお迎えしたい。県民のみなさんに楽しんでもらいたい」と笑顔。出野(いでの)勉副知事は「県出身の若手選手も多く、たくさんのファンがいると思う。選手の皆さんは頑張ってほしい」と期待した。

静岡市とは、2018年度からオープン戦開催に合わせ、さまざまな交流事業を展開。今年も市内の中学校で野球教室、小学校では夢や目標を持つことの大切さを伝える特別授業「未来塾」などを開いた。来月12、13日のオープン戦には、市内の小学生を無料招待する。田辺信宏市長は「交流事業を通して、1人でも多くの子どもに目標を提供できたらうれしい」と話した。