オリックスの新外国人ブレイビック・バレラ内野手(30=ブルージェイズ)が22日、京セラドーム大阪で入団会見に臨んだ。

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この日朝から行われた同ドームでの1軍練習に初めて参加。二塁で守備練習、フリー打撃でも両打席でスイングした。

「チームに合流できてすごくうれしい。こういう機会をくださったオリックスに感謝します。初めて日本にきて、プレーするのがすごく楽しみです。体はまずまず。(11日の来日後)2週間の隔離があったので、体を戻していきたい」

主に一塁を守るが、二塁や三塁、外野も守れる。昨季はブルージェイズで39試合に出場し、打率2割5分3厘、1本塁打、15打点の成績だった。メジャーでは三振が少ないことも評価されていたという。

「常にポジティブで、すぐに切り替えができる。どのポジションをやりたいというのはない。いろいろなポジションができるように準備したい」

来日は初めて。生活面の楽しみもあるという。

「ベネズエラにいた時と、隔離期間中にいろいろ調べていたんですが、きれいな町並み、あとは親切な人が多いと知りました。いろいろなところに行きたいが、野球をしに来ているのでまずは野球を頑張りたい」

一番行ってみたい場所を聞かれると「まだ、分からないですけど、京セラドームはきれいだなと思った」と笑みを浮かべた。

「『ブレイ』と呼んでほしい。今まで、そう呼ばれていたので。個人的にはケガに気をつけて1年間プレー、あとはチームに貢献したいと思います」と意気込みを語った。

開幕には間に合わないが、会見に同席した福良GMは「一番はスイッチヒッターで三振が少ない。もう1つは内外野を守れる。いろんなオプションも増えてくるのでチームにとってはプラスになる」と期待を寄せた。

 

◆ブレイビック・バレラ 1992年1月8日生まれ、ベネズエラ出身。10年からカージナルス傘下でプレー。17年にMLBデビュー。メジャー通算93試合、打率2割3分6厘、2本塁打、29打点。マイナーでは通算1042試合で打率3割を記録したコンタクト率が魅力。内外野を守れるユーティリティープレーヤー。180センチ、86キロ。右投げ両打ち。