西武は引き分けを含む連敗が7で止まった。先発全員安打で6点を奪い、投手陣も5人の0封リレーで、ソフトバンク打線を2安打に封じた。投打がかみ合い、3月30日以来遠ざかっていた白星をつかんだ。

【関連記事】西武ニュース一覧

2点リードの5回無死一、二塁のピンチは三重殺でしのいだ。辻発彦監督(63)は「たしかにあの回ですよ。同点までは覚悟した。ああいうプレーになって見事に抑えてくれた」と勝利のポイントに挙げた。流れをつかみ、その裏の攻撃で3点を奪ってリードを広げた。指揮官は「次の1点が非常に大きくなる中で3点も取れた。非常にいい流れで攻められた」と打線のつながりに目を細めた。