BC・埼玉に22年シーズン公式解説者として所属する元ロッテの清田育宏氏(36)が、ホーム開幕戦で解説者デビューした。同じく元ロッテの服部泰卓氏(39)とともに、YouTubeで生配信されたこの日の試合の解説を行った。

初めてBCリーグの試合を観戦したという清田氏は「若い選手が必死にプレーしているのを見て、新鮮な気持ちで楽しめました」とコメントしていた。

BC・埼玉の先発はヤクルト、楽天でプレーした由規投手(32)。BC・栃木の「1番DH」では、元ソフトバンクの川崎宗則内野手(40)がスタメン出場。川崎は初回に由規から左前打を放った。清田氏は「由規投手は追い込んでいたのでもったいなかった。川崎選手はナイスバッティングですね」と話した。

3打席連続本塁打を放ったBC・埼玉の片山博視ヘッドコーチ兼野手(34)については、楽天での投手時代に対戦経験があり「投手のイメージしかなかったので、こんなに打撃がよかったんだと驚きました。本当にすばらしいバッティングです」と話していた。

ロッテ時代に清田氏とプレーしているBC・埼玉の角晃多球団社長兼監督(31)は、解説者としての起用について「独立リーグだからこそ、できることもあると思う。解説者は発言して、表現できる立場。自分の思いをどう表現していくのか、そのチャンスを作っていけるのかなと思う」と意図を明かした。