巨人が今季10試合目の逆転勝利で、広島との首位攻防3連戦3連勝を決めた。

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原辰徳監督(63)は「非常にいい場面でね、素晴らしいホームラン出た。逆転されて、先行されてという中で、非常にチームの雰囲気というか流れというものを勢いを付けたままいけたなという感じがします」と振り返った。

東京ドーム初先発だった堀田は、投手の広島遠藤に2点適時打を許すなど4回4失点で降板。

指揮官は「まだできると、我々は考えています。本人も今日は悔しいピッチングであったろうと。まだまだ若い投手ではありますけども、志というものは高く持っている賢慎投手だというふうに思っています」と奮起を期待した。

プロ初勝利を挙げた平内については「若い投手陣になったという中でね、その輪に平内が入ってくれれば一番いいと思って、思い切って彼を投げさせましたけど、見事なピッチング。最初の先頭バッターに四球を出さずに、自分のボールで勝負できたというのは非常に価値があったのではないかと思います」と言った。

4月の時点でプロ初勝利が5人は史上初。「ファンの方も固唾(かたず)をのんでというところもあるでしょうけど、しかし経験値はないけど力はあるんだと。力で現在の位置の中で、1軍で投げているんだと私は思っていますので。そういう意味では若武者たちがいい結果を出してくれるというのはチームとしても大きな、大きな力になると思います」。

広島には3連戦で3連勝を飾った。「まだまだ振り返ることはね。しかし3連勝というのはそうそうあるものではないですし、そういう意味では良かったと思いますね。明日は明日でまたいきます」と気持ちを切り替えた。