早大が毎回のように攻めながら1点届かず、2カード連続で勝ち点を落とした。

明大の3安打に対して8安打を放った。しかし得点は4回に吉納翼外野手(2年=東邦)が放ったソロ本塁打と、7回に犠飛で挙げた2点だけ。

今季はこれで5試合を消化して総得点が10点。法大2回戦の3点が最多得点だから寂しい。小宮山悟監督(56)は「力負けですね。2点しかとれないんだから、3点とられたら負けです。なんであんなに詰まるのか工夫もできないんじゃ」と打線を嘆くばかりだった。

▽早大・中川卓也主将(8安打して2得点、2カード連続して勝ち点を落とし) 2点しかとれない打線では勝てない。投手には3点とられてもいい。5点とって勝つ、と言ってきた。これでは勝てない。