高卒3年目の阪神西純矢投手(20)が7回3安打1失点と快投し、今季初勝利となるプロ2勝目を手にした。巨人戦で今季初先発。最速153キロ直球と切れ味抜群のフォークを軸に、自己最多8三振を奪う投球で、チームを6連勝に導いた。

試合後のヒーローインタビューでは照れながらも、観戦に訪れた母・美江さんへの思いを口にした。

西純の試合後の一問一答は以下の通り。

   ◇   ◇   ◇   

-初の巨人戦

「いや~もう、ほんとに最初すごく緊張していたんですけど、試合に入ったら集中できて、梅野さんのリードのおかげで自分のピッチングができたと思います」

-笑顔もあった。楽しんで投げているように見えた

「笑顔は、自分は常に心掛けていて、ほんとに自分のペースでピッチングができたと思います」

-初勝利の時のウイニングボールは母へ。今日は

「今日も母が見に来てくれているので、また、渡せたらいいなと思っています」

-お母さんへひと言

「え~、お母さんへひと言…(笑い)。え~、見に来る時、なかなかいつもいいピッチングができないんですけど、今日だけはよくやったかなと思います」

-同世代にはロッテ佐々木朗。刺激は

「朗希も奥川もオヨ(及川)も、ほんとに頑張っていて、自分もずっと負けられないと思っていた。なかなか歯がゆい日々が続いていたんですけど、今年はやるぞって気持ちでずっと過ごしてきているので、ここからもっともっとやっていきたいと思います」

-チームは6連勝

「ほんと、チームの勢いに乗ってピッチングができました。もっともっと勝っていって、こっから巻き返していきたいと思います!」

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