ロッテが今季5度目の完封負けを喫した。

西武のアンダースロー与座に対し、5回までシングルヒット2本のみ。6回にエチェバリア、高部の連打などで1死二、三塁とするものの、3番中村奨が空振り三振、4番佐藤都が力ない投ゴロに倒れた。

先発の美馬学投手(35)は5回まで1失点のみで粘っていたものの、6回2死後に中村に3ランを被弾。「失投です…。せめて7回までは投げたかったです。ああいう形で降板するのは悔しいです」と4戦4敗に肩を落とした。

井口資仁監督(47)も「美馬の時に全然援護できていなかったので」と話していたものの、この日も得点できず。今季、美馬も登板イニングならびに勝利投手の権利が残っているイニングでの味方打線は、85打数13安打で打率1割5分3厘。得点は1点のみ(3月31日ソフトバンク戦でのエチェバリアの本塁打)。

美馬は防御率3・33で0勝4敗、小島は同2・81で0勝3敗。熱投が報われない。【金子真仁】

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