楽天が小技を駆使して、球団タイ記録となる7連勝を収めた。
点の取り合いで4-4で迎えた5回。1死から一、三塁のチャンスをつくると、ベンチが動いた。8番辰己涼介が2球目をセーフティースクイズで、三走・鈴木が生還して勝ち越し。相手失策で、なおも一、三塁とすると再び炭谷がスクイズを成功させた。2者連続スクイズの勝負手に、石井GM兼監督は「派手じゃないけど、一番難しい。そこをしっかりとやってくれた選手の今日はナイスプレー」とたたえた。
13年7~8月に7連勝して以来、9年ぶりの連勝街道。2打点の活躍を見せた炭谷はヒーローインタビューで「選手、チームみんな勝てるっていう雰囲気がでているんで、1つでも多くこの連勝が続くように明日からやっていきたと思います」と力強く話した。
▽楽天炭谷(4回に適時内野安打、6回にスクイズ成功で2打点)「僕自身(スクイズは)あるかなと思って準備していたんで、きっちり成功してよかった」