阪神北條史也内野手(27)が6日、今季初めて1軍登録された。

中日戦(バンテリンドーム)の試合前練習に合流。二塁、一塁でノックを受け、矢野監督が見守る中、フリー打撃では22スイングした。

球団広報を通じて「けがして手術してリハビリもして、いろいろ支えてもらってここまで来られたんで。あとは自分の力で、恩返しができるような活躍をできるように、頑張ります」とコメントした。

北條は昨秋の左肩手術を経て、4月23日ウエスタン・リーグのオリックス戦で約半年ぶりに実戦復帰。同リーグでは4試合に出場し、20打数4安打、打率2割だった。

昨季は左足首の負傷から回復し、1軍昇格した6月2日のオリックス戦で、即「2番二塁」で先発出場。決勝打を含む2打席連続タイムリーで勝利に貢献した。1軍昇格即、大活躍の再現なるか。勝負強い男に打線の起爆剤としての期待がかかる。

代わって小幡竜平内野手(21)が出場選手登録を抹消された。この日はウエスタン・リーグ中日戦(鳴尾浜)に2番二塁でスタメン出場した。小幡は今季、高卒4年目で初の開幕1軍スタート。24試合に出場し、打率1割7分1厘、1本塁打、3打点だった。