巨人中田翔内野手(33)がプロ通算1521試合目で初犠打を決めた。

同点の4回無死一、二塁。中田がバントの構えを見せると、場内からどよめきが起き、中日バッテリーも思わず間を置いた。

1球目はファウルも、2球目を投手前に転がし、15年目にしてプロ初の犠打を成功させた。

次打者大城の二ゴロの間に三塁走者が生還。中田の犠打が勝ち越しにつながった。

▼中田翔が4回、通算6245打席目でプロ初の犠打。初犠打までに6000打席以上要したのは、73年張本勲(日拓)以来2人目。張本は8月30日近鉄戦で通算7669打席目で初犠打を記録しており、中田は史上2番目の遅い犠打だった。なお、6000打席以上で1度も犠打がなかった選手にはローズ(オリックス=7320打席)ラミレス(DeNA=7152打席)田淵(西武=6875打席)がいる。

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