ソフトバンクは沖縄で過去6試合行っており、2勝4敗。現在は21年から2連勝中だ。先発の東浜巨投手(31)は地元に凱旋(がいせん)登板。前回登板の11日にノーヒットノーランを達成した右腕が、ふるさとで快投なるか。

 

<ソフトバンクの沖縄試合アラカルト>

◆18年6月26日日本ハム戦(●0-5) 当時は球団創設80周年で初となる沖縄での公式戦。先発千賀が初回に2者連続弾を許し、打線は上沢の前に2安打完封された。石垣島出身の嘉弥真には約80人の大応援団が駆け付け、親族のひとりは「新也(嘉弥真)の親戚は、今は140人になりました」と話していた。

 

◆18年6月27日日本ハム戦(●2ー3) 2-0の9回に守護神森が3失点し、サヨナラ負け。最後は2死満塁から押し出し四球で決着がついた。「4番中堅」でフル出場した柳田は、3安打2盗塁と気を吐いた。

 

◆19年5月21日西武戦(●6-7) 先発の東浜が5回途中4失点でKO。西武山川は7回に3ランを放ち、沖縄の球場で初めて沖縄出身の選手がホームランを放った。また、同日はソフトバンクが18年の全米ドラフト1巡目(全体8位)の大物有望株、カーター・スチュワート投手と契約交渉を行っていることが明らかになった。

 

◆19年5月22日西武戦(●3-7) 先発の大竹耕が5回途中12安打6失点。打線は2試合連続の2桁安打だったが、決め手に欠いた。沖縄では4連敗に。

 

◆21年7月3日日本ハム戦(○7-1) 先発のニック・マルティネス投手(現パドレス)が9回途中1失点の力投。ソフトバンクの沖縄初勝利に導いた。マルティネスは、後に東京五輪の米代表として銀メダルに貢献した。また、同日は沖縄で高校野球夏の予選大会が開幕した。

 

◆21年7月4日日本ハム戦(○5-0) 甲斐が4回に満塁の好機で決勝打。中継ぎに配置転換されていた石川は2回1/3を1安打無失点と好救援し、勝利に導いた。お立ち台には救援で好投した石垣島出身の嘉弥真が上がった。

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