阪神が逃げ切りに失敗して、今季5度目のサヨナラ負けを喫した。連勝は2で止まった。12試合連続無失点中だった抑えの岩崎優投手(30)が乱れ、1-0の9回に逆転サヨナラを許した。矢野燿大監督(53)の一問一答は以下の通り。

 

-岩崎でやられた。先頭を四球で出したところから

「あとから見れば原因はあるけど、1点差ではこの球場は本塁打もあるしさ。3番(山田)からなので(本塁打を)ケアすれば、丁寧にいく中でそうなってしまうことも、もちろん優(岩崎)でもあるし。それは受け止めています」

-渡辺、湯浅はしっかりと仕事

「湯浅もこうやって1軍でこれだけ続けて投げるのは、もちろん初めてなわけで。その中で、最後も山崎にあれだけ粘られながら、しっかり切るというところも見事。やれることはやろうとしているのは結果にしっかりつながっている。自信を持ってどんどんやっていってくれたらいいし、そういうボールを見せてくれている。まあ、楽しみに」

-6回無失点の西勇は

「らしく、コーナー、高さを丁寧にいって無失点に抑えてくれている。嫌な流れもあったけど、野手もアウトにしてくれたりとか、悠輔(大山)の送球とかもあったので、まあよかったと思います」

-最後ちょっと足を気にする場面も

「はまりがよくない時もある。今後にどうこうということはないと思います」

-打線が1点

「もちろん、今年ずっと課題になっているので。1点で逃げ切りたい試合になってしまったけど、やっぱりもうちょっとね。今日は(佐藤)輝のところで(チャンスが)回ってきたけど、そこで1本出ればという場面があった。1点より2点、2点より3点というのが今のチームの課題」

-1号ソロの糸原がいい形

「状態が上がってきている。マルテとリュウ(梅野)もまだちょっと上がってないし、そうやって1人ずつ上がってくると線になっていく部分ができる。全体の調子というのを上げてもらうのが今は大事かなと思います」

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