阪神が延長10回にサヨナラ負けした。この回から登板したカイル・ケラー投手(29)が1死満塁から暴投した。ケラーは2軍14試合目で初失点。

平田勝男2軍監督(62)の一問一答は以下の通り。

-井上が先制適時打

「ちょっとずつヒットが出だして、状態が上がってきているかな。あとはああやって打球が上がってくれたらいい。最後(延長10回)も警戒される中で四球を選ぶというのは、だいぶできてきている」

-左足首故障の木浪が実戦復帰

「1打席の予定だったけど4回に回ってきたんで2打席立って。明日は5イニングくらいになると思う」

-望月が久しぶりに登板

「ずっと故障していて、まだ本来のスピードというところでは納得していないと思うけど、こうやって公式戦に投げられた。今日からスタートや」

-小野がよかった

「いやいや、小野は素晴らしい。久しぶりにあんなほれぼれするのを見たね。同点で(8回に)どういう投球をしてくれるかと思ったけど、素晴らしかったな」

-最後ケラーは

「いやあ、昨日も四苦八苦だったけど。ハート弱いんかな。昨日もピンチ迎えたらあたふたするから。今日は小野のあとだったら、数段小野の方が(いい)。何とか今まで抑えていたけど、スピードがね。ファウルにならんもんね。フォーク覚えたりしているけど、肝心のまっすぐが。最後はカーブ、カーブで暴投で終わりだもんね。うーん。まあ、メンタル的も含めて、乗り切らせなきゃいかんのでね。もっと圧倒的にというか、これ1軍じゃないからね。ファームでは『これは違うな』という圧倒的なものを見せないことには、上の大事なところでは…。いい教訓にしていくしかないでしょう」

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