中日が今季ワーストを更新する5連敗を喫し、借金は最多タイの「4」に膨らんだ。先発柳裕也投手(28)が5回まで1安打無失点。6回に代打堂林に3号ソロを許した。8回途中1失点も打線の援護がなく2敗目を喫した。打線は広島を上回る5安打を記録したが、今季6度目の0封負け。立浪和義監督(52)の試合後のコメントは以下の通り。

 

-柳は堂林にソロを許しただけ

「柳も昨日、一昨日ああいう展開で敗れた中で素晴らしい投球をした。1球、2球は失投ある。あそこはしょうがないとして、点を取ってあげないと」

-打線のつながりは

「チャンスも少なかったけど、少ないチャンスをものにしないと。アンダーソンも非常に球に力がある。100球くらいまでいかないとなかなか落ちてこない。そういうふうに思った」

-7回の柳は打席を志願

「いやいや。絶好機では代打を出すつもりだったが。1点なので次(8回)に上位から始まるから、そこにかけて。つながれば代える予定だった。基本はいかせる予定だった」

-打席でも気合が入っていた

「そうですね。投手は口には出せないが、今日は打線ですよ。せっかく当たっているカープ打線をあそこまで抑えたのに。打てる打てないはあるけど、もう少し気持ちを打席の中で出して行かないと。出してはいるんでしょうけど。何とかしようという気持ちをもっと持たないと、打つ方は」

-投打がかみ合わない

「連敗しているときはそんなもの。今日終わって、交流戦に入る。もう1回チームも打つ方も投手も出直していかないと。そういう連敗」

-初5連敗、借金4

「負けたら痛い。試合は待ってくれない。現状のメンバーでやりくりするしかない。常に前を向いてやっていけばいい。もう1回巻き返してやっていけるようにしたい」

【関連記事】中日ニュース一覧