日本ハム吉田輝星投手(21)が3年ぶりに打席に立った。5回途中でリリーフ登板し、回またぎで6回も無失点で抑えた後の7回に打順が回り、そのまま打席へ向かった。

ヤクルト坂本光士郎投手(27)と対戦。2球目までは見逃して追い込まれたが、3球目のボール球を見極めると4球目は一塁側スタンドへライナー性の打球が飛び込んでファウル。5球目もボール球を見極め、カウント2-2からの6球目はフォークにタイミングを外されて空振り三振。それでも、金足農時代に18年夏の甲子園で本塁打を放ったこともある吉田は、久しぶりの打席に笑顔だった。

ただ、続投した7回は安打、四球、安打で無死満塁のピンチをつくって降板。リリーフした宮西尚生投手(36)が連続適時打を浴びて、吉田は1回2/3を2安打3失点。リードを守ることが出来ず、悔しい表情でクラブハウスへ引き揚げた。

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