日本ハム清宮幸太郎内野手(23)が2点を追う6回に今季2度目となる2打席連続本塁打を放った。

巨人シューメーカーが真ん中に投じた初球の144キロ直球を打ち損じることなく、右翼席へ運ぶ6号ソロ。新庄剛志監督(50)も笑顔でダブルBIGBOSSポーズで出迎え、清宮はベンチにつるされている特大の「しゃけまる」に抱きついて喜んだ。しかし、その後に再び2点差とされ、清宮は「まだ試合は動いている状況で、チャンスは必ず来ると思うので、打席がまわってきた時にしっかり打てるように、集中していきます」と、話した。

1本目は4回、シューメーカーの143キロのツーシームを右翼席へ運ぶ先制の5号ソロだった。ダイヤモンドを一周すると、三塁側ベンチ前でキヨダンスも披露。「昨日、チャンスで打てていなかったので、なんとか先頭で塁に出て、先制点を取りたいという気持ちでした。杉浦さんが素晴らしい投球を見せてくれていたので、最高の結果になってよかったです」と笑顔。25日に誕生日を迎えたばかりで、23歳初アーチとなった。

試合前には新グッズ「しゃけまる」の特大バージョンを、まるで「大物、捕ったどー」と言わんばかりに生きてているかのように抱えていた。試合でしっかりと特大の2発を放ち、御利益を感謝するようにベンチにつるされていた「しゃけまる」に2度抱きついた。

清宮の2打席連続本塁打は5月5日楽天戦(札幌ドーム)以来でプロ2度目。この日の2本のアーチは、その楽天戦以来だった。

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