ロッテが1点差を守り抜き、対阪神3連敗を阻止した。

50試合連続で1番打者としてスタメン出場していた高部瑛斗外野手(24)が、この日は8番中堅で出場。2回2死一、二塁で先制の適時打を放った。

1番には故障から復帰した荻野貴司外野手(36)が入り、角中勝也外野手(35)との1、2番を組んだ。井口資仁監督(47)は打順について「荻野、角中が出塁率が高いので、そこでクリーンアップにつながった後に、高部から9番、1番と回す。どうしても7、8、9番がちょっと弱かったので」と、高部を下位打線の出塁役として期待した起用だったことを明かした。

今後については「基本は荻野と高部をちょっと離そうかなと」と言及。「どっちかが後ろに回ることで打線の厚みというか、線ができてくると思うので」とし、DH制のないヤクルト、巨人との6試合は1番荻野、7番高部が基本線になりそうだ。【金子真仁】

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