今季未勝利のロッテ小島和哉投手(25)に、ロッテ打線がついに力強く援護した。

初回、来日2試合目の登板となるヤクルトの左腕スアレスに対し、2番高部瑛斗外野手(24)が左中間三塁打で出塁。相手失策で先制し、さらに1死一塁。4番に座る中村奨吾内野手(30)が、2試合連続となる4号2ランを左翼席へ運んだ。

中村奨は小島の早大の先輩にあたる。試合中、球団広報を通じ「つないでくれて先制した後の打席だったので、気持ち的に楽に入ることができました。なかなか小島を援護できていなかったので、今日はしっかり援護点を取って勝ちを付けてあげたいです」とコメントを寄せた。

小島は今季ここまで8試合に先発し、防御率2・81と粘っているものの、0勝5敗だった。小島に勝利投手の権利があった54イニングでわずか9得点。1試合平均1・5点の援護しかなかった。それがこの日はわずか打者4人で3得点。一気に攻め込んだ。

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