楽天はDeNAに連敗となった。

序盤にミスが出た。同点で迎えた3回1死二、三塁。浅村が三ゴロを放ち、二塁走者の西川がスタート。だが、三塁走者の早川が本塁突入できず。浅村が一塁でアウトになった後、西川が二、三塁間で挟まれた。挟殺プレーの間に本塁突入した早川がタッチアウトとなった。石井GM兼監督は「疎通ができてなかった」と振り返った。

同じく同点で迎えた7回1死二塁のチャンスでは、代打銀次が二塁へライナー。代走山崎が飛び出してダブルプレーとなった。指揮官は「あそこはしょうがない。チームとしてはライナーバックというよりは、ライナーゴーの方なので。あれが抜けていたら(本塁に)かえれないです。ランナーがバックしていたら」。攻めた結果のプレーだった。結果的には直後に一挙4失点。終盤に突き放された。

これで3カード連続で負け越し。指揮官は「1つ1つ負けてる中でもつかんで次の試合に向かうことが大事。プレッシャーにならずこれからの戦いに備えて、しっかりとやるべきことをやっていければいいなと思う。たまたま今は結果が出ないので、前を向くっていうことはまず大事かな」と目線を上げた。

首位ソフトバンクとの差は1・5。今季はまだ90試合が残っている。石井GM兼監督は「中盤に差しかかる前にプレッシャーを感じる時ではないので、向かっていく姿勢の方が大事だと思う。ピッチャーで言えば腕を振って投げていく。バッターで言えばスイングしていく。そこの原点に戻りますかね」と奮起を促した。

▽楽天宋家豪(7回に登板し、4失点で今季初黒星)「試合の結果は悔しいですけど、切り替えて、次は頑張りたいです」

▽楽天早川(先発し5回1/3を1失点)「ストライクゾーンや相手の出方や反応などをうかがってしまったので、逆に強気で攻めていけばよかったなと思います。真っすぐは良くなってきたので、初回からそれを持続していければなと思います」

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